集文社の 出版事業
その後、建築物のペーパークラフトを数多く手がけるようになり、
1990年ごろには多種多様なペーパークラフトを商品化していました。
そのほか日本で始めての、ビッグブック絵本やホログラム絵本や布の絵本を出版したのも集文社でした。
『おなかのなかにいたときはね』
2014年4月に早川裕現代表に経営権が譲渡されました。
2015年1月に、胎内記憶の第1人者である産婦人科医池川明さんの原案、いしもりなこさんの絵で絵本『おなかのなかにいたときはね』を出版しました。
おなかの中にいた時から意識があるのなら、すでに人格があると言えるわけで、その考えに立てば、お母さんももっとリラックスした子育てが出来るのでは、との思いを持ったからです。
今後も集文社は、お母さん方や子どもたちが元気になる本を出版していきたいと考えています。
株式会社集文社から出版された絵本
勉強しなければだいじょうぶ 五味太郎・内海陽子/共著
これを読むと学校へのイメージが変わります。
きみのうた 佐々木悟郎/絵・訳 バーニー・トーピン/作詞
エルトン・ジョンの名曲「ユアソング」を珠玉の絵本に仕上げました。
いないいないばあちゃん 蕉門/作 いしもりなこ/絵
いしもりなこさんが絵本の世界観を見事に再現してくれています。
ぼくがつたえたいのはね 原口佐和子/文 脇坂良見/絵
表紙の猫がかわいく、昨今のブームを反映し発売早々から反響を頂いています。
かいて けって 新島誠/作 【第5回えほんみち新人絵本オーディション大賞受賞】
えほんみち絵本講座の受講生新島誠さんが初めて作った絵本が、
オーディション5年目にして初の大賞を獲得することとなった。
えほんみち絵本講座にとっても集大成とも言える1冊。
みくちゃんとかがみ いとうゆりこ/作
なかなか難産で足かけ4年かかりましたが、その分納得のいく仕上がりになりました。
ぼく、うそつかない! よこやまみちよ/文 きむらだいすけ/絵
子どもによくありがちな出来事をうまく絵本にしています。
おちたらワニにたべられる!さいとうあかり/作
おなかのなかにいたときはね 池川明/原案 かしわぎゆたか/文 いしもりなこ/絵
3歳ぐらいの子どもがふと、おなかの中にいたときのことを語る、胎内記憶。 それが本当のことなのか子どもの妄想なのかはわかりませんが、そんな子どもの話に大人も参加した方が親子関係は良好になるのでは、という思いから出版することにいたしました。
特に、現在妊娠中の方や3・4歳のお子さんをお持ちの方に読んでいただきたい絵本です。
自費出版と商業出版との決定的な違い
絵本作家を目指しておられる方の中には、絵本の出版にあこがれるあまり、作品を自費で印刷製本してしまわれる方がおられますが、それは絶対お勧めできません。
なぜならそのような手間と経費をかけても絵本編集者が特別興味を示す事はないからです。
またWeb上でデジタル絵本をUPさせたとしてもほとんどの場合、絵本編集者の目にはとまりません。
なぜなら毎年1200点もの新刊絵本が出版されていますので、新しく依頼する作家はその中からいくらでも探せるからです。
単に上製本を100冊ぐらい印刷製本するだけでも数十万円かかるでしょうし、まして自費出版となると、大手出版社で500万円くらい、自費出版専門の出版社で360万円くらいかかると聞いたことがあります。
記念の1冊としてなら別ですが、商業出版につながる事を期待して自費出版をしても無駄に終わると断言出来ます。
なぜなら商業出版と自費出版とでは決定的な違いがあるからです。
商業出版の場合は絵本をわかっているプロの編集者やデザイナーが作家とやり取りすることによって作品を最高の状態に仕上げていきますが、自費出版の場合は作家が描いた絵や文をそのまま印刷製本してしまうからです。
私たちが書店などで目にする絵本たちは、長新太さんや五味太郎さんといった天才絵本作家を除いては、皆プロの編集者のサポートによって完成させているのです。
モーリス・センダックもエリック・カールも、優秀な編集者がいたからこそ、あの名作絵本を生み出すことが出来たのです。
えほんみち絵本講座のワークショップでは、受講者が満を持して自作を発表しても、他のメンバーから痛烈なダメ出しをもらっているケースが良くあります。
一人アトリエにこもって絵本制作に没頭したからと言って、絵本編集者に振り向いてもらえるような作品を作るのは至難の業なのです。
しかしだからと言って、講演会やギャラリーなどでたまたま出会った絵本編集者の袖をつかんで、指導を仰ぐようなまねはしないでください。
絵本編集者は目の前の作品にコメントすることは出来ますが、素人同然の絵本作家志望者を育てる術を持っている編集者はほんの極少数だからです。
下手をすると絵本作家志望者をかえって迷宮に追い込んでしまいかねません。
<えほんみちサイト> ←こちらをクリックしてください!
集文社では自費出版ではなく「絵本の共同出版」を承っております。
共同出版とは、出版にかかる経費を依頼者と出版社とで折半する方法で、集文社の共同出版は編集・ブックデザイン・印刷・製本・販売促進・書店出荷・在庫管理の全てを集文社が担当し、実売に応じて毎年印税もお支払いしています。
これは一般の商業出版とほぼ変わらない方法なうえ、共同出版だということは絵本本体を見ても全く分かりません。
この共同出版を集文社では現在、120万円(税別)から承っております。
ただし共同出版に際して、文・構成に関する審査があります。
審査の結果、共同出版が決まった場合でも、文・構成・絵に関して厳しいアドバイスがある事をあらかじめご了承ください。
紙の価格が上昇し諸経費が値上がりしている現在、いつまでこの金額でご案内出来るかわかりません。
ご興味のある方はお早めにお問い合わせください。
宜しくお願い申し上げます。
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